フォレスト・ガンプ/一期一会

戦友との夢を叶えるために買った一艘の船。

エビ漁で大儲け、「果物の名前の会社」に会社売却でさらに大儲け!

●今回の船が出てくる映画

Forrest Gump

1994年公開 アメリカ映画


●あらすじ

アメリカの田舎町に住むフォレスト・ガンプは知能指数の低い少年だ。脚装具を付けないとまともに歩けない彼だが、シングルマザーの母親は特別扱いせず、普通の子供と同じように育てたいと考えていた。小学校ではいじめの対象にあったが、逃げ回っているうちに、人より早く走れるようになる。高校ではその俊足ぶりを見込まれ、アメフト部へ入部、そして大学へも進学。全米代表選手に選ばれ、ケネディ大統領に会う。

卒業後、陸軍に入隊したフォレストは、ベトナム戦争で負傷した戦友を探し出し、その俊足で安全な場所に連れていく。友人は惜しくも死んでしまうが、勇敢な行為に対しジョンソン大統領から議会栄誉勲章を送られる。戦時中、怪我の療養先にたまたまやってみた卓球で才能を発揮。卓球全米チームに入り、「ピンポン外交」の主役となって世界大会に出場。テレビのトーク番組ではジョン・レノンと共演する。

除隊後、フォレストは卓球で得た資金で会社を設立、エビ漁船を購入。ベトナム戦争で亡くなった戦友の夢を叶える。会社は大きくなり、「果物の会社」(アップル?)に売却。

母親が死去したフォレストの元に、一人の女性が訪ねてくる。ジェニーは同じ小学校に同じバスで通った少女だった。人生に疲れ切ったジェニーを何も言わず受け入れ、二人だけの幸せの日々を過ごす。フォレストの愛をジェニーが受け入れた翌朝、ジェニーは黙っていなくなる。

最初、呆然としていたフォレストだったが、ジェニーから贈られたナイキの運動靴を履き、走り始める。何往復もアメリカ横断を繰り返す彼の姿を見て、いつしか彼は「平和を願って走る男」とアメリカ中の話題になる。突然、「疲れた、家に帰る」と走るのをやめた彼の元に、一通の手紙が届く。


●ここに注目

フォレストが走り続けるシーンでは、一部、ハンクスの弟が吹替えとして兄の代役を務めている。

原作では主人公フォレストは、宇宙飛行士、プロレスラー、チェスのチャンピオンにもなっている。

劇中に登場するエビ会社をモチーフにしたシーフードレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ・カンパニー」が設立された。日本では、東京ドーム(東京)、豊洲(東京)、ユニバーシティ(大阪)にある。

●ここに「船」

亡き親友バッバとの「除隊になったら2人でシュリンプボートに乗ってエビ漁を始めよう」という約束を叶えるべく、フォレストが購入したのが一艘のエビ漁船だった。

昔、私の友人が「エビ漁は儲かる」と話していた。1ヶ月から3ヶ月くらいの間、海の上でひたすらエビを獲り、その時の漁獲量で給料が決まる。ずっと海の上で過ごすのだから、食費やら家賃はかからないので、大金が得られるというのだ。エビが「高級品」から「食べ放題」に変わったのは、タイのエビ漁のおかげ。現在では、タイのエビ漁、底引き網漁船で働くのは、アジアで最悪の仕事の1つと言われてるとか。。。。

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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。