ベン・ハー

ローマ軍のガレー船の漕ぎ手に身を落としたベン・ハーは

戦いの中、仲間を助け、アリウス提督を助け、人生を開いていく。

●船が出てくる映画

Ben-Hur

1959年公開 アメリカ映画


●あらすじ

キリスト生誕から20年余り後の時代、ローマに支配されたユダヤで、ユダヤ人貴族のジュダ・ ベン・ハーは、幼馴染ではあったがローマ帝国の官僚として凱旋赴任したメッサラーのジャッジによって、奴隷よりも身分の低いガレー船の漕ぎ手にとして送り込まれる。


●ここに「注目」!

ルー・ウォーレスによる小説『ベン・ハー』の3度目の映画化作品。アカデミー賞の史上最多受賞作品の一つである。この映画1本で倒産寸前だったMGMを一気に立て直すことができた。

1959年『ベン・ハー』の中で、とても重要な役であるイエス・キリスト役。実は劇中で誰がイエス・キリスト役を演じているのか顔を見ることはできません。 キリスト役を演じたクロード・ヒーターはアメリカ人のオペラ歌手であり、ローマでコンサートを行っている際に映画製作者たちに認められ出演が決まったそうです。


●ここに「船」が登場!

ガレー船とは、主として人力で櫂(かい、オール)を漕いで進む軍艦のこと。作中では 映画前半のクライマックスであるマケドニアとの海戦シーンで登場する。

ローマのガレー船の漕ぎ手はすべて囚人で200名。1時間に30名を交代させる。咳をしている病気の者は交代させ、休ませる。「役に立つ限り、死なせはしない」「生きるためにしっかり焦げ」と声かけるローマ軍の下級将校。漕ぎ手が三列に並んでいるが、漕ぐ手がぶつからないのは、彼らの高さが段々に変わっているから。これは船の床底が大きくカーブしており、その形を生かした効率の良い、漕ぎ手の立ち位置だ。ガレー船は、専門家を雇って出来るだけ忠実に再現をして建造したという。池を掘り、茶色い池の水には地中海の青い海の色に染めて海を再現した。

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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。