スーパーマン リターンズ

大富豪の遺産、豪華クルーザー船「ガートルード」号をアジトにした

宿敵レックス・ルーサーと戦う、新生スーパーマン！

今回ご紹介の「船が出てくる映画」

Superman Returns　2006年　アメリカ映画

●あらすじ

クリプトン星の３悪人との戦いに勝利したクラーク・ケントことスーパーマンは、地球から忽然と姿を消した。スーパーマン不在のメトロポリスでは犯罪が急増。善良な人々もヒーローの存在を忘れ、恋人のロイスは別の恋人を作り、子供もいた。失意の彼を、やがて釈放された宿敵のレックス・ルーサーが狙う。

●注目！

1978年から4作品が制作された スーパーマンシリーズの続編（5作目）。ジョン・ウィリアムス作曲のテーマがとともに、キャストやスタッフの名前が光を放ちながらビュンと飛んでくるので有名な初代『スーパーマン』（1978年）のオープニングタイトルを、そのまんま復活させている。

●ここに船！

大富豪ガートルード・バンダーワース家の老婆が亡くなった。財産のすべてを受け取った男は、レックス・ルーサーは、変装のかつらを脱ぎ捨て、屋敷を出て行く。屋敷のロビーに飾られたモデルシップがドーンとアップ。これも受け取った財産のひとつ、豪華クルーザー船「ガートルード」号だ。ガートルード号のレックスの部屋は吹き抜けで、壁にはずらりと本が並んでいる。グランドピアノもある。本物の暖炉もある。ビリヤード台の上ではキューが船の揺れに合わせて転がり、北極圏へ向かう海の荒れが感じられるだろう。ガートルード号はシドニーにあるフォックス・スタジオ・オーストラリアでセットが作られた。内部セットは60メートルもあったという。