リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い

冒険家、透明人間、女吸血鬼、ジギルとハイド、トム・ソーヤが

ネム船長が設計した、伝説の潜水艦ノーチラス号に集結!

●今回の船が出てくる映画

THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN

2003年公開 アメリカ映画


●あらすじ

1899年、ロンドンで英国銀行が襲撃された。犯人は、世界征服を企む鉄仮面の男「ファントム」率いる謎の軍団。一味は金品には手をつけず、古い海上都市の設計図面だけを盗んでいった。危機感を感じた英国政府は世界大戦の勃発を防ぐため、冒険家アラン・クォーターメインに対抗チームの招集を依頼する。トム・ソーヤー、透明人間ロドニー・スキナー、ジキル&ハイド、潜水艦ノーチラス号のネモ船長、不死身の男ドリアン・グレイ、半吸血鬼の美女ミナ・ハーカーという強者たちも加わり、結成された7人の超人同盟「ザ・リーグ」は、ファントムの野望を拒むためノーチラス号でベニスへと向かう。


●ここに注目

名作文学のヒーローが一堂に会する、ファンタスティック・アクション・アドベンチャー。

H.R.ハガード作『ソロモン王の洞窟』などの主人公アラン・クォーターメイン

ジュール・ヴェルヌ作『海底二万里』と『神秘の島』の主人公ネム船長

ブラム・ストーカー作『吸血鬼ドラキュラ』のヒロイン、ミナ・ハーカー

オスカー・ワイルド作『ドリアン・グレイの肖像』の主人公ドリアン・グレイ

マーク・トウェイン作『トム・ソーヤーの冒険』の主人公トム・ソーヤー

スティーブンソン作『ジキル博士とハイド氏』の主人公ヘンリー・ジキル博士/エドワード・ハイド氏

H.G.ウエルズ作『透明人間』

ハーマン・メルヴィル作 『白鯨』の主人公イシュマエル

H.R.ハガード作『ソロモン王の洞窟』ナイジェル

ガストン・ルルー作『オペラ座の怪人』の主人公ファントム

イタリアの詩人「ダンテ・アリギエーリ」

など、名だたる者たちが登場する。

セリフにも注目! 「80日間の世界一周にはとても勝てないがね」といった名作文学をリスペクトしたものがある。


●ここに船が登場!

「海底二万里」「神秘の島」で登場した潜水艦ノーチラス号が  最先端のスタイルで登場。フランスのSF小説作家ジュール・ヴェルヌの原作小説や映画の原作コミック「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」では、8本の触手のある葉巻型の潜水艦として描かれているが、映画では鋭利な剣の形をした潜水艦へと変更されている。予算の都合で、触手を再現する事が不可能だったというが、いやいや、触手がないというだけじゃないぐらいのデザインの違いに、小説ファンにとってはかなりガッカリ。だって、ノーチラス(Nautilus)という名は、ラテン語でオウムガイを意味しているだよ。オウムガイの特徴が、なんといっても、きれいな対数螺旋である殻と、触手。4億5000万年前から変わらぬ姿で現代に生きる「生きた化石」だからこそ、ネム船長は自分の潜水艦の参考にしたのだと思うのに。。。。シャープな剣ラインは、オウムガイの真逆すぎ!

さて

小説では描かれたノーチラス号を堪能したいなら、東京ディズニーシーへ。「センター・オブ・ジ・アース」や「海底2万マイル」などの世界観が満喫できるミステリアスアイランドに設置されている。中まで入って堪能したいなら、ディズニーランド・パリへ。ノーチラス号自体がウォークスルータイプのアトラクションになっている。

映画に話を戻って

レジェンドたちは、ノーチラス号で移動するので、作中には船内シーンがたくさん。前出のように外観イメージは全然違うが、小説を参考にした船内モチーフ探しができるので、映画前に最低でも「海底2万マイル」を読むのがオススメ。

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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。