アルマゲドン

南シナ海の海の真ん中で、ハリーが経営する石油プラットフォームに

抗議でやってきた環境保護団体の船に目がけてナイスショット!


●今回の「船が出てくる映画」

Armageddon

1998年公開 アメリカ映画


●あらすじ

ある日、大量の流星が地球に降り注ぐ。小惑星が地球に接近し、軌道の計算によると、18日後には地球に衝突するという。NASA 総指揮官トルーマンは人類滅亡を回避するため、小惑星の表面に穴を開け、地中で核爆弾を爆発させて軌道を変える案を実施することにした。石油採掘のプロ、ハリー(ブルース・ウィリス)に惑星上での掘削を依頼する。


●ここに注目!

ニューヨークを観光する日本人役で松田聖子がカメオ出演している。

ヒロインはリヴ・タイラーが演じた。父親のスティーヴン・タイラーは、主題歌「ミス・ア・シング (I DON'T WANT TO MISS A THING)」を歌うエアロスミスのメンバーである。ラストでハリーが小惑星に残ることになり、娘と最期の交信をするシーンの撮影では、NASAの画面にスティーヴン・タイラーを映し出して、よりリアルな演技を要求したとかしないとか。


●ここに「船」

主人公ハリーは石油会社「スタンパー・オイル」の三代目社長。12歳の頃から石油採掘の現場で働き続け、超一流の腕前を持っている。高い統率力とカリスマ性でチームを引っ張るリーダー的存在だ。その彼の登場シーンで船が出てくる。南シナ海の海の真ん中にある、石油会社「スタンパーオイル」の石油プラットフォームの上から、ゴルフボールを打ち込むハリー。その標的は、環境保護団体が反対運動でやってきた船だ。

さて、船に乗っていると、何もない海の真ん中で、石油プラットフォームを見かけることがないだろうか。私は最初に見た時は、何だかわからず、遠目だったこともあって「海賊船?幽霊船?」とビビったことがある。石油プラットフォームは海底から石油や天然ガスを掘削・生産するために必要な労働者や機械類を収容するもので、大きさも様々。環境に応じて、プラットフォームを海底につないで人工島にすることもあるが、浮かせた状態にしていることもあるとか。普通は大陸棚に設置されるが、技術の進歩で、より深海での掘削・石油生産が可能になり、石油価格の高騰に伴いコスト的にも見合うものとなりつつあるので、「海の真ん中に、急に石油プラットフォーム」も増えていると思われる。

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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。