ロビン・フット

船に酔う前に、酒に酔ってしまえ!

新国王に渡す王冠を持ってフランスからイギリスへ。


今回ご紹介の「船が登場する映画」

Robin Hood 2010年 アメリカ・イギリス共同制作映画

●あらすじ

12世紀末、イングランド獅子心王・リチャード1世の時代。長い十字軍遠征に辟易しながらも、リチャード王に率いられたイングランド軍フランス遠征部隊に射手として参加していたロビン・ロングストライドは、王の死を知るや否や仲間を連れていち早く逃げ出した。 その途中の林の中で、ロビンは倒れた一人の男と出会い、父へ剣とともに王冠を届けて欲しいと託される。男の名前はロバート・ロクスリー。リチャード王の側近で、王冠を国へ持ち帰る使命を受けていた。ロビンは国に帰るチャンスと喜び、ロバート・ロクスリーら騎士の服装を纏って、海へ向かうと、そこにはリチャード国王の帰国のために用意された船が待っていた。彼になりすまして無事、イングランドへ帰国すると、そこには、リチャードの弟・ジョンとその腹心・ゴッドフリーが待っていた。

●注目!

リドリー・スコット監督×ラッセル・クロウ主演作品。ケビン・コスナー主演の「ロビン・フッド」とはぜんぜん違うシリアス歴史作品。ロビン・フットがノッティンガムの「シャーウッドの森」に住みつき、英雄的義賊となる前のお話。

冠をロンドン塔へ届ける場面だが、これはイギリスのサリー州の「Virginia Water」という村で撮影されている。ロンドン塔はほとんどCGだとか。

●ここに船!

船のシーンは、、、、 ロビンがロバート・ロクスリーになりきって、イギリスに戻る際に仲間とともに船に向かう。船は港ではなく砂の入り江に停泊し、潮の満ち欠けをうまく利用して海に出た。船の中では乗員全てが酒に酔っていた。これは、船に酔う前に、酒に酔ってしまえ!作戦なのかもしれない。 乗り物酔いは、「三半規管」という部分の錯覚から起こる。 だから、三半規管があらかじめ酔っ払っていてそれ程敏感に異常を感じないようになっていれば、乗り物酔いは起こりにくくなる。そのために、乗船の前にお酒を飲んで、酔っ払ってしまうということはある意味有効だ。


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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。