ヴァイラス

ミサイル及び衛星追跡船「ウラディラフ・ヴォルコフ」号が

謎の電磁生命体に乗っ取られた!

●今回の船が出てくる映画

Virus

1999年公開 アメリカ映画


●あらすじ

「ウラディラフ・ヴォルコフ」号は最先端の機器を搭載したミサイル及び衛星追跡船。宇宙ステーションともまるで隣の家と話しているよう通信状態も良い。宇宙と船でチェスを楽しむほど余裕を見せていたその時、宇宙ステーションは怪しい光を発見する。宇宙との通信が切れ、それから間もなく「ヴォルコフ」号は、宇宙ステーションからの謎の攻撃を受ける。その頃、海上では台風が発生していた。運搬船「シースター」号は高波に襲われ、積荷を失う。荷物は保険がかけておらず、エバートン船長は全財産を失ってしまった。失意の底に落とされたエバートンが自殺しようとした時、クルーの一人が「ヴォルコフ」号を発見する。


●ここに注目!

どうでもいいことだが、ロシアの宇宙ステーションとデータ解析船の恋事情が気になる。オープニングシーンの男性スタッフ、女性スタッフの目線や仕草に注目を。

主人公の、謎の電磁生命体は、宇宙を飛来途中に、ロシアの宇宙ステーションに入り込み、通信システムに乗って「ヴォルコフ」号へ送信される。謎の電子生命体は、機械の中に入り込んで意のままに操ることができる侵略者だ。意思を持ったコンピューターや機械が反乱を起こす。

「エイリアン」(1979年公開)の船バージョンとも言われる。

前年1998年公開で「ヴァイラスX」もあるが、別物。


●映画のここに船が出てくる。

全編、船たっぷりの映画だ。

ミサイル及び衛星追跡船「ウラディラフ・ヴォルコフ」号は、4万5000トン、193メートル。蒸気タービン2機、300名乗員、兵器装備はなし。科学調査用最新装備船で、研究室42室、最先端ロボット装備の機械室5室、3機のパラボナアンテナ装置で宇宙更新が可能な最先端の船。↓

宇宙からの攻撃に遭い、人も通信機器もほぼ全滅状態。↓

運搬船「シースター」号は、荷物に保険をかけない船長の船。船底が壊れ、保って3、4日状態。クルーは寄せ集め感たっぷりの曰く者ばかり。

この映画をきっかけに「救助採算」という言葉を知った。詳しくは映画の中でも説明しているが、領海内で見つかった無人船は、持ち帰って持ち主の国に返せば10%の謝礼金がもらえると、海事法で決められている。エバートンとそのクルー達は、「ヴォルコフ」号をロシア政府に引き渡すことで合法的に莫大な報酬を得ようとが、「ヴォルコフ」号を再始動させる。この再始動のせいで、謎の電磁生命体も動き出す。

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クルーズ映画ライター あいさわみき が 船が出てくる映画を気ままにコツコツ書きまとめています。 船の映画 船が出てくる映画 船が舞台の映画 船が登場する映画 あらこんなところに船が!という作品に出会うと、最高にハッピーです。 なので、ハッピーのおすそ分け、それがこのサイトのコンセプトです。